2019年8月20日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる44 「三段跳」の歴史<そのⅢ> 第1回五輪から採用された「三段跳」 19世紀初頭から「プロ選手」たちの跳躍力のすばらしさを興行として見せる「三段跳」は、主役が次第に「アマチュア選手」たちに取って代わられ、19世紀中葉には学生 […]
2019年8月7日 / 最終更新日時 : 2019年9月12日 山地 啓司 科学エッセー 科学エッセー(31)ケニア選手はなぜ強いのか? 1960年ローマ五輪のマラソンで優勝したエチオピアのアベベ選手は,直後のインタービューで「エチオピアには私のような選手が大勢いる」と話した。半信半疑ではあったが,高所民族の中にはとんでもないスタミナをもった選手がいるもの […]
2019年8月6日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる43 「三段跳」の歴史<そのⅡ> 「三段跳」の発生と発展 小川や障害物を跳び越す生活上の必要から生まれた「走幅跳」は、古くから距離を競う跳躍種目の主流でした。 一方で、脚力や跳躍力の強さを誇示する連続的な跳躍種目も世界各地の民 […]
2019年7月24日 / 最終更新日時 : 2019年7月12日 山地 啓司 科学エッセー 科学エッセー(29)陸上競技では努力は素質を超えない バイオ・テクノロジーの進歩によって,1978年に英国で人類史上初の体外受精による試験管ベビー(ルイーズ・ブラウン)が誕生した. それから38年経過した今日,世界では補助的生殖技術(IVF) を用いて500万人以上が誕生し […]
2019年7月16日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる42 「三段跳」の歴史<そのⅠ> 世界各地にある「連続跳躍」 「三段跳」は、左・左・右または、右・右・左足を使った3回の連続跳躍の距離を競う跳躍競技の一つです。 最も単純な1回の跳躍でどれだけ前方に跳ぶことが出来るかを競う「走 […]
2019年7月10日 / 最終更新日時 : 2019年5月20日 山地 啓司 科学エッセー 科学エッセー(28)日本陸上界における二世選手の活躍 近年の日本のスポーツ選手の中で、大坂なおみの活躍はひときわ輝いている. 彼女は日本生まれの米国育ちの二世である. 2018年の全米オープンと19年の全豪オープンの2大会に連続優勝し,一気に世界ランキング1位へ上り詰めた. […]
2019年7月2日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる41 「走幅跳」の歴史<そのⅥ> 「両足踏切」による走幅跳と前方宙返り跳躍による「片足回転式走幅跳」について 走幅跳を志す多くの先輩や研究者が、1センチでも記録を向上させようと今日まで様々な工夫を凝らしてきました。その一例とし […]
2019年6月26日 / 最終更新日時 : 2019年5月20日 山地 啓司 科学エッセー 科学エッセー(27)科学的成果を実践で生かすには? 筆者が大学院生当時、拓殖大学から箱根駅伝の監督要請がきた. 研究で得られた知見を実践の場で生かすことができると考え快諾した. しかし,2~3か月もすると当時の科学的研究から得られた知見がトレーニングに直接役立つのはメキシ […]
2019年6月18日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる40 「走幅跳」の歴史<そのⅥ> 黎明期の世界女性陸上競技界において人見絹枝が走幅跳の世界記録を樹立 19世紀中葉以降、産声を上げた世界女性陸上競技界の歩みについては、すべての個別種目の『「ルーツ』の記述を終了した後に章を改め […]
2019年6月12日 / 最終更新日時 : 2019年5月4日 山地 啓司 科学エッセー 科学エッセー(26)2時間を切るための条件(マラソンコース) 「シューズ」「風」「傾斜」ペースアップの条件を探る 東京マラソンは2017年にゴール地点を東京駅前に変更した. 従来のコースはゴール地点が臨海地域のため、短い橋が幾つもあってスピードの波に乗れないことや、海からの風が強い […]