挨拶

会長挨拶

会長 栗山 佳也

宮下憲会長の後任として次期会長に就任するにあたり、関係者の皆さまに一言ご挨拶を申し上げます。

長引く新型コロナ感染症は世界中に大きな打撃を与えています。コロナとの格闘は日々続きますが、皆さまとともに1日も早く終息に向かってほしいと願う毎日です。

さて、筑波大学陸上競技部の歴史は遡ること1902年(明治35年)東京高等師範学校の徒歩部として創部以来、大正、昭和、平成、そして令和の今日に至る120年の歴史を刻んでまいりました。このような伝統ある競技部に在籍し活動できたことを誇りに思うとともに、筑波大学第1期卒業生としてOB・OG会会長の職を務めることにプレッシャーを感じる次第です。

1974年(昭和49年)4月、筑波大学陸上競技部発足と時を同じく、1期生として入学しました。当時は東京に3学年、筑波に1学年が居住し、週末には幡ヶ谷キャンパス、保谷グラウンドと筑波キャンパスで合同練習を繰り返したことを思い出します。学生同様、指導していただいた先生方も大変なご苦労があったと察します。

今では当たり前になっていますが、筑波キャンパスは大学施設では日本初のオールウェザートラックという恵まれた練習環境があり、この環境下で毎日のトレーニングができることに胸を弾ませ、夢を膨らませていたことをはっきりと覚えています。当時から陸上競技部の目標は、関東インターカレッジ、日本インターカレッジの総合優勝に加え、国際舞台で活躍できる競技者を輩出し、日本の陸上界をリードする優れた指導者・研究者・組織運営などに貢献できる人材を育成することでした。

近年では、箱根駅伝復活プロジェクトを立ち上げ、多くのOB・OGの支援を受けた監督・コーチ、選手の努力が実を結び、2020年正月には26年ぶりとなる箱根駅伝出場の夢がかないました。このような活動を通じて陸上競技部とOB・OG会の繋がりが一層強化され、本会の目指す「会員相互の連携と親睦」と「筑波大学陸上競技部の充実・発展」がさらに推進されるよう全国規模で活動拡大をしていきます。

その第1歩として、陸上競技部とOB・OG会のHPを大いに活用することを前提として、全国を8から10地区程度に分け、それぞれの地区に代表者を配置して各地区の詳細な近況・情報・意見等が収集できる組織作りを行います。そのうえで、母校競技部の近況報告や活動計画などこれまで十分ではなかった情報交換をより一層推進し、競技部とOB・OG会を同時に盛り立てていきたいと考えています。

筑波大学陸上競技部OB・OG会は、会員総数が3000人を超える大きな組織となっています。一人一人の支援や協力が母校競技部にとって何よりの力となりますので、今後ともご理解、ご協力をよろしくお願いいたします。

2021年 春

 

組織図

役員

2021.06.26更新

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