2018年12月12日 / 最終更新日時 : 2018年12月2日 山地 啓司 科学エッセー エッセー(11)スポーツにみられる非言語的コミュニケーション 中教審でも指摘されているように,現在の学校教育ではコミュニケーション能力の重要性が叫ばれている.この時のコミュニケーション能力は言語的コミュニケーションに限定されているが,スポーツでは非言語的コミュニケーション能力が特に […]
2018年12月10日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる17 超長距離と「マラソン競走」の歴史<そのⅢ> 「マラソン競走」の誕生以前の状況 アマチュアを中心とした「近代陸上競技」は、英国では1850年代以降、初めはパブリック・スクールで、続いてオックスフォード大やケンブリッジ大など […]
2018年12月5日 / 最終更新日時 : 2018年12月2日 山地 啓司 科学エッセー エッセー(10)川内優輝選手にみられる“丸ごとトレ” 教育方法には分習法と全習法がある.例えば,バスケットボールでは技術をパス,ドリブル,シュートなどに分け,これらの技術が上達したらパス+ドリブル+シュートを組み合わせて学習し,徐々に試合形式に進める分習法と,主に試合を通し […]
2018年12月3日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる16 超長距離と「マラソン競走」の歴史<そのⅡ> バークレー・アラダイス中尉の「超持久走」 数百マイルを走破するF・パウエル選手の「超長距離競走」への挑戦を契機に、英国では19世紀初頭にはこうしたレースが全国各地で行われました […]
2018年11月28日 / 最終更新日時 : 2018年11月11日 山地 啓司 科学エッセー エッセー(9)記録は劣化する スポーツの成績(記録・勝敗・順位)は心・技・体によって決まると言われる.これらに関与する要素を抽出して科学的に評価することは可能であるが,総合的評価は実績から推測せざるを得ない.陸上競技の実績は定量的評価と定性的評価によ […]
2018年11月19日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる15 超長距離と「マラソン競走」の歴史<そのⅠ> 「超長距離競走」の歴史―「長距離走の誕生」について考えるー 直立二足歩行の能力を得て以来、人類が自然界の脅威と闘いながら様々な道具を作り、それを駆使しながら動植物を捕獲して今日 […]
2018年11月14日 / 最終更新日時 : 2019年3月17日 山地 啓司 科学エッセー エッセー(8)マラソンのトップ集団にみられる社会性 マラソンは決まった距離をいかに速く走るかを競うスポーツである. そのためには,充実したトレーニングやテーパリング(徐々に減っていくこと)などを通じて最高の心身のコンディションで臨まなければならない.一旦スタートすると自分 […]
2018年11月5日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる14 障害物競走とハードル競走の歴史<そのⅦ> 「女子陸上競技」の歴史と女子の「ハードル競技」の発展史 女子の陸上競技が近代陸上競技の各種目としてルール化され、実施されるようになってきた経過や歴史については、各種目の「ルーツ」 […]
2018年10月29日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる13 障害物競走とハードル競走の歴史<そのⅦ> ハードル・クリアランスの技術向上の足跡 前回までに述べたように、19世紀末までに行われていた競技場内での「ハードル競走」は、木製の頑丈なハードルをトラックやフィールド内に埋め込ん […]
2018年10月24日 / 最終更新日時 : 2019年3月17日 山地 啓司 科学エッセー エッセー(7)歩と走 姿勢には,①横位,②座位,立位がある.その中で最も安定した姿勢は横位,最も不安定な姿勢は立位である. 姿勢からみたヒトの安定性の相違は床や大地との接触面積と重心の位置にある. 例えば立位の場合、足の接地面は体表面積の約1 […]