2019年4月30日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる36 「走幅跳」の歴史<そのⅡ> 古代競技における「重り」を持った走幅跳の様子 古代競技で実施されていた走幅跳では、前回(35)の図版③に示したような「重り」が使われていました。これらの中では石製のものは今日の「亜鈴」のような […]
2019年4月23日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる35 走幅跳の歴史<そのⅠ> 走幅跳の英語での名称・呼称 連載(28)で述べたように、走幅跳は前方への跳躍動作であることから「Leap」の部類に入ります。 19世紀中葉に近代陸上競技種目として位置付けられて以来の英語の名称・呼 […]
2019年4月16日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる34 棒高跳の歴史<そのⅢ> 「木登り法」による棒高跳 19世紀後半、英国のアルバースターン地方で多く用いられていた跳び方は、「木登り法(Tree Climbing Method)」と呼ばれるものでした。この跳躍法は、野球のバ […]
2019年4月9日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる33 棒高跳の歴史<そのⅡ> 紀元前の時代の棒高跳 1967年刊の『棒高跳の力学』の著者、R・ガンスレン博士は「英国の古いレンスターの本には、少なくとも紀元前1829年から紀元554年までの2000年以上にわたってアイルランド […]
2019年4月2日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる32 棒高跳の歴史<そのⅠ> 「vault」の意味 国際陸連の規則書(英語版)では、「棒高跳」のことを「Pole Vault」と表現しています。陸上競技の指導書などでは「Pole Vaulting」や「Pole Jumpin […]
2019年3月26日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる31 走高跳の歴史<そのⅣ> 「ベリーロール」の誕生 自分の脚力だけで高所を跳び越える「高さ」への挑戦は、ルールが許す範囲で選手たちがバー・クリアランス技術を様々に工夫し、肉体の鍛錬を重ねる中で進歩してきました。 […]
2019年3月19日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる30 走高跳の歴史<そのⅢ> 19世紀の走高跳の様子と記録 19世紀中葉の英国では、自分の身長に近い高さを跳べる跳躍力を持った人たちが、見世物として各地で興行するプロ選手として活躍しました。当時の記録としては、1851年にテナ […]
2019年3月12日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる29 走高跳の歴史<そのⅡ> 体育や訓練の手段としての走高跳 前号で述べた世界各地の民族競技とは別に、走高跳は近代に入ってから体育の教材として若者の跳躍能力向上に資する強化・訓練の手段として採用されてきた歴史がありました。しか […]
2019年3月5日 / 最終更新日時 : 2020年3月26日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる28 走高跳の歴史<そのⅠ> 跳躍4種目の歴史の項を始める前に 陸上競技における跳躍種目は現在、男女とも走高跳、棒高跳、走幅跳、三段跳の4種目だけですが、人類が古くから行ってきた跳躍の動作がこの4つに限られているわけではないこ […]