2020年9月11日 / 最終更新日時 : 2020年10月4日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる64 「やり投」の歴史<そのⅢ> 西欧や北欧における「やり投」 古代ギリシアやローマ時代に競技形式で行われていた「やり投」は、紀元前4世紀頃にガリアの傭兵によってアイルランドに持ち込まれたといわれています。この地方では紀元前1 […]
2020年9月4日 / 最終更新日時 : 2020年10月4日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる63 「やり投」の歴史<そのⅡ> 「やり投」における「アーメントゥム」の使用 「古代五種競技」の種目「やり投」に用いられた「やり」は、軽兵器で「アーメントゥム(Amentum)」と呼ばれる革製の「投げ紐」をやりの胴体部分に縛り […]
2020年8月28日 / 最終更新日時 : 2020年10月4日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる62 「やり投」の歴史<そのⅠ> 「やり」の語の由来 「やり」を表す英語には、「WAAF(世界陸連)」が「やり」を意味するとき公式に使っている「javelin」のほかに、この道具が生まれ、使われてきた経緯、大きさなどの違いによ […]
2020年8月21日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 投てき 陸上競技のルーツをさぐる61 「ハンマー投」の歴史<そのⅣ> 「ハンマー投」の技術向上に伴う記録向上の変遷 「ハンマー投」はかつて、芝生のフィールド内を助走しながら木製の柄の先に付けたハンマーを投げていたことは既に述べました。当時の投法では体格・体力 […]
2020年8月14日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 投てき 陸上競技のルーツをさぐる60 「ハンマー投」の歴史<そのⅢ> 米国における「ハンマー投」の規則作成の過程 米国の東部では、1870年代からスコットランドやアイルランドの移民が「ハンマー投」を導入。母国の習慣を尊重して助走をつけない立位での投法が行われ […]
2020年8月7日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる59 「ハンマー投」の歴史<そのⅡ> 「ハンマー投」が復活した経過 中世の英国で盛んに行われていた「ハンマー投」は、18世紀にはスコットランド、アイルランドなど英国北部の一部地域の祭典行事で細々と行われる種目になっていました。 […]
2020年7月31日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる58 「ハンマー投」の歴史<そのⅠ> 「ハンマー投競技」の前史 「ハンマー投」は文字通り、柄のついた実用の「ハンマー」を競技として投げ合う種目です。しかし、他の投てき種目と「ハンマー投」との大きな違いは、投げる物体を自分の手か […]
2020年7月17日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる57 「円盤投」の歴史<そのⅤ> 女子の「円盤投」の歴史 第1次世界大戦の終結とともに女子円盤投は欧州諸国の競技会でも徐々に行われるようになりましたが、男子同様に「円盤」の大きさや重さは一定していなかったのです。1918年7月 […]
2020年7月3日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる56 「円盤投」の歴史<そのⅣ> 20世紀以降の男子の技術革新とそれに伴う記録向上 19世紀末に古代ギリシャ起原の「円盤投」が近代五輪に登場し、技術面での研究や選手の体格の向上もあって記録は飛躍的に向上します。この1世紀間に世 […]
2020年6月19日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる55 「円盤投」の歴史<そのⅢ> 「近代五輪」草創期の「円盤投」の様子 1896年のアテネでの「第1回五輪」の大会ルールは、2㎏の円盤を2.5mの正方形の投てき場から投げるものでした。 優勝したR・ガレット(米)は事前にアテネ […]