2020年7月22日 / 最終更新日時 : 2020年9月7日 山地 啓司 科学エッセー 科学エッセー(41)人間を大事にするトレーニング 読売新聞夕刊(2020.7:4付)に、大阪大学や国立スポーツ科学センターのチームが歴代五輪選手の健康の追跡調査を行うとの記事があった.これまで日本スポーツ協会が1964年の東京五輪出場選手の体力測定や健康調査を4年ごとに […]
2020年7月17日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる57 「円盤投」の歴史<そのⅤ> 女子の「円盤投」の歴史 第1次世界大戦の終結とともに女子円盤投は欧州諸国の競技会でも徐々に行われるようになりましたが、男子同様に「円盤」の大きさや重さは一定していなかったのです。1918年7月 […]
2020年7月13日 / 最終更新日時 : 2020年7月12日 山地 啓司 科学エッセー 科学エッセー(40)呼吸筋強化でコロナ対策と長寿効果 肺の大きさと機能は身長と年齢に左右される.肺の大きさ(肺容量)は体重(重育)より身長(長育)と密接な関係がある.例えば,バスケットやバレーボール選手の肺活量は身長が高いだけにスポーツの競技種目の中で最も大きい.一方,マラ […]
2020年7月3日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる56 「円盤投」の歴史<そのⅣ> 20世紀以降の男子の技術革新とそれに伴う記録向上 19世紀末に古代ギリシャ起原の「円盤投」が近代五輪に登場し、技術面での研究や選手の体格の向上もあって記録は飛躍的に向上します。この1世紀間に世 […]
2020年6月19日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる55 「円盤投」の歴史<そのⅢ> 「近代五輪」草創期の「円盤投」の様子 1896年のアテネでの「第1回五輪」の大会ルールは、2㎏の円盤を2.5mの正方形の投てき場から投げるものでした。 優勝したR・ガレット(米)は事前にアテネ […]
2020年6月5日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる54 「円盤投」の歴史<そのⅡ> 「円盤」を投げる投てき場の「バルビス(balbis)」について 円盤の投てき場は「バルビス(balbis)」と呼ばれました。ローマ時代の前3世紀当時、続々と誕生した英雄たちの競技の様子をフィロ […]
2020年5月29日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる53 「円盤投」の歴史<そのⅠ> 競技としての「円盤投」の歴史 「円盤投」の歴史を探ることは、前回の「砲丸投」と同様、人類誕生以来の「投てき」の動作がなぜ始まったのかを追究することになります。ここでは競技形式で行われるようにな […]
2020年5月15日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる52 「砲丸投」の歴史<そのⅥ> 20mの大台に到達した「女子砲丸投」 N・チジョワ(ソ連)が20mの壁を破り、73年8月には記録を21m20にまで高めましたが、この記録の伸びに眉をひそめる一部の人たちもありました。体躯も大き […]
2020年5月1日 / 最終更新日時 : 2020年7月21日 岡尾 惠市 陸上競技のルーツをさぐる 陸上競技のルーツをさぐる51 「砲丸投」の歴史<そのⅤ> 女子の初期の「砲丸投」の記録 女子の「砲丸投」が記録に残るようになったのは、第一次世界大戦後の1920年代に欧州諸国の競技会で盛んに行われて女子投てき種目に位置付けられて以降のことです。 当時 […]
2020年4月13日 / 最終更新日時 : 2020年1月10日 山地 啓司 科学エッセー 科学エッセー(39)マラソンレース集団の性格 集団とは,成員の数が複数であること,そして成員相互のつながりに強弱の差はあるが連帯意識が内在していることといえる.マラソンの集団では選手の目的が明確であることから,集団の凝集性はかなり高い. 例えば,昨秋に […]