連載にあたって・目次
56年ぶりにわが国のスポーツ界が待ち望んでいた「2020東京オリンピック・パラリンピック大会」がやってきます。
この期をとらえて、OB・OG会の幹事長としてお世話頂いている船原勝英氏から、多くの同窓の卒業生が、学校現場で学生・生徒に「陸上競技」の指導に当たっておられる現状に鑑み、改めて現在自分たちが携わっている「近代陸上競技」がどの様な過程を経て今日の形式になって来たのかについて、平易な読み物として投稿してほしいとの連絡がありました。
この先、余命もそれほど長くはない自分にとって、この際、一念発起してPCに向かう決心をしました。
幸い1994(平成6)年3月号以来、62カ月間『月刊陸上競技』(講談社)にこれと同じテーマで連載した事があり、また、これをベースにして96年9月には、文理閣から同名の自著を上梓しましたが、四半世紀が過ぎ、改めて内容を精査しながら、東京での大会までの約2年の間に完結する様に毎月3回程度連載の形でお届けしたいと思います。
その後、この種の研究が、余りにも地道な事もあり、早期に後輩者に引き継ぎたいと願いつつ、最後まで作業を行いたいと思います。
これらの研究に関した関係の図書や写真の蒐集に関しては、寺島善一明治大名誉教授、前鳥取県体育協会会長の油野利博鳥取大学名誉教授ほか、数多くの全国の同窓の皆様のお力を得て行う事が出来た事を申し添えて、心からのお礼を申し述べます。
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