すべてのジュニア選手に関東大会を
すべてのジュニアに関東大会を All Comers Cup2021 in 水戸
主催メンバーの荒川万里絵さん(2006年卒)
筑波大学2006年卒の荒川万里絵(旧姓植竹)です。宮下憲先生のもと、短距離ブロックで200mをメインにしていました。私は茨城県阿見町の「NPO法人阿見アスリートクラブ」に勤務しています。キッズからシニアまで幅広い世代が陸上競技を楽しむクラブチーム。日本のトップ選手も所属しており、ジュニアの育成にも力を注いでいます。
この夏、All Comers Cup2021~ジュニア選手権(関東1都6県と福島県)を8月14日(土)に「ケーズデンキスタジアム水戸」で開催します。
「すべてのジュニア」とは?
インターハイ、全日本中学、県大会などへ、私たちは学校代表で当たり前のように出場してきましたが、こういう大会には限られた選手しか出られないのです。私がそのことに気付いたのは、卒業後にクラブチームの中高生に出会ってからでした。学校代表になれない子、陸上部に入っていない子、学校に通っていない子、働いている子…。様々な理由で中体連、高体連の大会に出られない選手が、実は大勢いるのです。
阿見AC の練習風景
彼らは同世代と競い合うチャンスがとても少ない。しかし、同じ陸上競技を選び、青春を捧げてきた時間は誰も等しく貴重です。全てのジュニア選手が、それぞれの目標に向かって努力した成果を発揮できるステージを設けたい。陸上が大好きな彼らのはじける笑顔がみたい。それが<All Comers Cup2021~ジュニア選手権>を開催する目的です。
人生でどきどきワクワクをどれだけ味わえる?
トップ選手が集う最近の大会は、アスリートも観客もともに楽しめる工夫が凝らされています。<All Comers Cup>はジュニア選手が主役になれる大会です。エピソード付きの選手紹介はオンラインで配信し、入賞者はもちろん、自己ベストを出した選手は全員表彰します。日頃は主役のトップ選手たちは、ここではサポーターとして盛り上げる側に回ります。
入賞者の笑顔
最高峰の大会でしか味わえない「緊張感」と「高揚感」。そんな体験がジュニア時代に味わえる。1人でも多くの子供たちが、陸上競技の楽しさや魅力に気付くきっかけを用意したい。
開催費用をクラウドで募集中
中高生年齢なら誰でも参加できる陸上競技の関東大会です!
目標金額:200万円(71万8000円:6月22日現在)★締め切りは7月23日★
(READY FOR)https://readyfor.jp/projects/allcomerscup2021
★クラウドファンディングで支援金を受け取れるのは、目標金額を突破した場合だけです。
阿見からの活動が陸上界の裾野を広げることに一役買えたらと願っています。
ご協力をよろしくお願いいたします。