◎京都で聖火ランナーを指導

岡尾 恵市(1961年卒)

東京五輪当時、私は大学卒業4年目。当時の京都陸協理事長の求めで「聖火リレー走者の指導」に当たりました。夏休み中に地区ごとに移動しながら何度か事前指導し、京都通過の2日間は南コースの移動車(日産ダットサン)に添乗しました。

当時の私は国体で連続3度入賞(110H)しており、20歳以下の若者の現場指導が出来ると、理事長が判断して指名されたのだと思います。私が指導していた高校3年生がこの年の京都・近畿IHの100m、200mの優勝者で、平安神宮の大鳥居をくぐる正走者に選ばれたことも名誉なことでした。

南コースの聖火は9月28日、奈良県から京都市内に入って翌朝に滋賀県へ向かう日程。京都駅周辺から府庁舎までの約3kmは、「烏丸通り」など広い通りがびっしりと人波で埋まりました。写真は東本願寺前を行く正走者。先導者の後部座席から私が小型カメラで密かに撮影したもので、今となっては大変な貴重品です。

京都府庁前で聖火を待つ群衆

京都市内を走る聖火(岡尾さん撮影)

この南コースの全体責任者が古藤高良先生でした。京都の宿1泊され、楽しく飲み、かつ話したことを昨日のことのように思い出します。今般の聖火リレー実施が決まった時、京都新聞に投稿した文もお届けします。

平安神宮の大鳥居をくぐる聖火(京都新聞)