All Comers Cup2021中止と代替イベントのご報告

2006年卒で、茨城県阿見町の「NPO法人阿見アスリートクラブ」に勤務している元短距離ブロックの荒川万里絵(旧姓:植竹)です。

当クラブの主催で、8月14日(土)に「All Comers Cup2021 ~ジュニア選手権~」(関東1都6県と福島県のジュニア選手対象)開催を予定していました。筑波大陸上競技部OB・OG会報や、同ホームページにも案内を掲載していただき、開催費用を募るクラウドファンディングでは、282名の支援者のみなさまから269万7000円の支援金を賜りました。ご賛同していただいたみなさまに、心から御礼申し上げます。

 

大会を通して、すべてのジュニア選手に陸上競技大会の楽しさを味わってもらいたい、陸上競技の魅力を再発見してもらいたい、というのが私たちの願いでした。学校代表になれない子、陸上部に所属していない子、学校に通っていない子、陸上が好きなのに予選ラウンドのある大会へ出場する機会に恵まれないジュニア選手たちに、同世代の選手たちと競い合う場を提供したいという想いでした。

エントリーした中高生は292名。大会はエンターテインメント性も大切にしたいと考え、1人1人のエピソードを添えた選手紹介をしようと準備していました。「理由があって陸上部に入れなかった。やっと大会に出られて嬉しい。」「ケガで代表になれないまま終わってしまった。思い出を作りたい。」「記録会にしか出られずにいた。賞状が欲しい。」そんな声が数多く寄せられ、開催の意義を改めて感じました。

ところが、エントリーも終わった7月末から新型コロナウイルス感染者数が急増し、東京・神奈川・千葉・埼玉に緊急事態宣言が発出され、やや遅れて茨城も緊急事態宣言を要請する事態になりました。直前まで何とか開催をと準備を進めましたが、すべての関係者のみなさまの健康を考えると、中止を決断せざるを得ませんでした。

来年度へ延期しますが、大会は必ず開催いたします。それでも、大会を楽しみにしてくれていた中高生に対しとても心苦しいと感じ、何かできないかと考えました。そこで、出場予定だったトップアスリートたちと相談し、開催予定だった8月14日(土)にオンラインで陸上競技を楽しむトーク番組「All Comers NIPPON」を無料配信することにしました。

 

当クラブ所属の楠康成、田母神一喜、飯島陸斗をメインパーソナリティに、東京五輪女子1500m代表の卜部蘭選手(積水化学)など総勢15名のゲストが対談リレー形式で陸上競技をあらゆる視点から語り尽くす8時間。その様子はYouTubeでリアルタイム配信されました。視聴者数はYouTubeとTwitterで計2万人を記録しました。

 

メインパーソナリティはスタジオから配信

 

ゲストごとにテーマを変えてのフリートーク、中高生からの質問に答えるコーナー、最後にジュニア選手たちへのメッセージを届ける流れ-。トップアスリートたちの言葉はどれも胸を打ち、説得力があり、新たな決意を沸き立たせてくれるものでした。ジュニア選手たちへも間違いなく伝わったのではないかと思っています。

 

卜部蘭(積水化学)平野綾子(関彰)トークテーマ彼女たちの陸上にかける想い

 

陸上競技の発展を願い、快く参加してくれたアスリートたち、所属企業のみなさま、配信に力を貸してくださった方々のご理解、ご協力に本当に救われました。

初めての公認競技会を開催する新たな試みに始まり、中止・延期の決断、代替イベントの開催…。こうしてなんとか挑戦を続けられるのも、陸上競技を通じて関わり・支えてくださった方々のおかげと、感謝の気持ちでいっぱいです。筑波大学で学び、陸上競技を通して経験したことやその感謝の想いを、これからを担う若者たちに還元していけるよう今後も頑張っていきたいと思っています。

来年の夏か秋、「All Commers Cup~ジュニア選手権~」を開催し、ジュニア選手たちの笑顔を添え、改めてご報告させていただきます。

ありがとうございました。

 

「All Comers NIPPON」の様子は、アーカイブ配信もしています。

動画の概要欄から各タイムスケジュールを確認しながらご覧ください。

https://www.youtube.com/watch?v=EzIbDDJxU7g

▲アーカイブをご覧になれます。

 

またトップ選手たちが配信中に語った言葉は「All Comers Cup大会Twitter」でご紹介しています。

https://twitter.com/ComersAll

 

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大会で開催する予定だった抽選会をオンラインで