第91回 日本インカレ 観戦記(会長レポート)
天皇賜杯 第91回日本学生陸上競技対校選手権大会 観戦記
OB・OG会会長 栗山佳也
第91回大会は9月9日から11日の3日間、連日残暑が残る京都市西京極陸上競技場で開催されました。新型コロナの第7波の感染拡大の衰えが見えない中、関西地区で行われるのは2015年の大阪市ヤンマースタジアム長居以来の7年振りの開催でした。また関西学連創立100周年記念の事業として学連関係者、京都陸協の協力のもと、参加選手が3000人を超える賑やかで盛り上がる大会となりました。
私は今年6月で日本学連理事と強化委員長を退任し、関西学連関係者として大会協力をしながら応援と試合観戦を行いました。また、地元京都の岡尾惠市先生(1961年卒)や前会長の宮下 憲先生(1970年卒)も3日間応援に来ていただき、共にスタンド応援席で選手の活躍を見守りました。初日、最も光った種目は女子走り幅跳の高良彩花(4年)で、1回目から6mを大きく超え4回目には35年振りの大会新となる6m50の跳躍で圧勝、また4年振りに自己記録も超える素晴らしいものでした。男子200mでは鵜澤飛羽(2年)が20.54で優勝、4×100mR(辰巳4、池田3、鵜澤2、齋藤M2)では予選から好調で、決勝でも好調を維持し38.86で優勝、4×400mR(菅野2、吉川3、伊藤4、今泉3)でも予選トップ通過し、決勝では落ち着いたレース運びで3.04.43の好タイムで優勝をしました。リレー両種目の優勝は久々であり、大学関係者にはたまらない感動を与えてくれました。他の種目も頑張りを見せ男子総合3位(50.5点)、女子総合2位(59.83点)で、女子跳躍と投てき種目は順調に得点しましたが、種目バランス的には不調に終わり成果が出なかったものもありました。将来が期待される選手も多いので次に向けて精進を重ねてもらいたいと思います。
現地での応援観戦が叶わなかった全国OB・OGの方々にはLIVE配信による実況中継を通して、母校の活躍を嬉しく頼もしく思われた方も多かったのではないでしょうか。今後もOB・OG会活動を活性化させ、母校競技部の発展のために更なるご支援をお願いしたいと思っていますのでご協力をお願い致します。
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