第101回箱根駅伝予選会応援のお礼と総括
本年度の第101回箱根駅伝予選会は18位という結果に終わりました。皆様には、朝早くまた季節外れの暑さの中での現地でのご声援、またテレビ画面を通してのご声援をいただき誠にありがとうございました。
そのご声援に応えるべく学生たちはそれぞれ自分の役割を果たすべく懸命に走ってくれました。
戦略的には全体の流れが不確定な部分が多かったので、学生たちを迷わすことのないようにタイムではなく、それぞれのグループにいてもらいたい集団の順位、具体的には、金子が日本人トップから30位集団、塚田、古川、吉田、小山が昨年の塚田の展開をモデルに50位から80位集団、鈴木、松浦、川崎が80位から100位集団、堀口、丸子、伊佐、中村には100位から130位集団を目安に推移していこうと指示しました。
予選会突破のために10km順位を10番前後で攻める必要があった私たちには非常に難しいコンディションであり、結果からみるともう少しグループをまとめてペース落とした集団走を実施したほうが総合順位は良かったのではないかとも思いますが、前回の本戦出場から5年、徐々に総合順位を落としており、ここで通るために攻めないと学生の中で予選会突破が遠い目標になってしまう恐れを感じていました。そうなると箱根駅伝復活プロジェクトの存在意義も無くなってしまいます。そこを理解してくれた古川駅伝主将、金子副主将を中心とした4年生がまとめ上げ戦うチームに仕上げてくれました。その中で、本番に向けて私が少し4年生に背負わせ過ぎたかなと反省しています。
今回、予選突破のために10km順位が13位と10位が見えるところで攻められたことや、チームトップの小山が日本人9位の22位、塚田が39位と十分戦える力を示してくれました。
学生たちは前を向いて、次の365日の準備を始めています。11/3全日本大学駅伝日本学連選抜チームで金子、1/2〜3第101回箱根駅伝学連選抜チームで小山が出走できる可能性も高いです。学生たちの頑張りに変わらぬご声援よろしくお願いいたします。
箱根駅伝復活プロジェクト
男子駅伝監督 木路 修平
(2024/10/21)