箱根追っかけの記録
合田浩二（筑波6期1983年卒）
往路
多くの方々のご支援で箱根駅伝が成立していることを痛感し、この場を借りてお礼申し上げます。26年ぶりの出場に際し、OBOG会からの発信、茗溪会本部の働きかけ、朝5時半に筑波を出発した学生の場所とりなど、全てがいい方向に向かっているのを感じました。
7時過ぎに田町駅に着くと、すでに懐かしい顔ぶれが。8時前になる頃には100人を超える人数が筑波大学の幟のそばに集まりました。なかには、昨日ニューイヤー駅伝を終えたばかりの矢野哲史（85年卒）,森田,才記（ともに19年卒）の顔も。
田町駅前は5km地点。8:14に１区の集団が目の前を駆け抜けて行きました。筑波大学の西 研人（体育3年）も集団の後方につけ、いい表情で走って行きました。
そこから２区を応援しようと横浜に移動したのは、高野淳一さん,中島修平さん(79年卒),野中修也さん,野澤(高橋)淑子さん(80年卒),横松盛人さん(81年卒),櫻井砂夫さん(81年卒),原田清生さん(82年卒),合田浩二(83年卒)。
ところが京浜東北線が線路点検により横浜駅には予定より15分遅れて到着。幟のある場所に行くのは諦め、金港橋での応援に切り替えました。
金丸 逸樹（体育3年）を撮ろうとしましたが、反応が遅れて後ろ姿しか撮れず。
気を取り直して横浜駅へ戻ります。
ここで原田隆康さん(81年卒)が合流。原田さんは大手町からの移動です。
ところが東海道線の踏切点検でまたしても遅延、5分遅れで茅ヶ崎駅に。桜井さんは小田原直行とのことで、ここでお別れ。茅ヶ崎駅からタクシーでコース塀移動。移動時間を考えてタクシーをキープし、上り車線側で応援します。
３区を走る猿橋 拓己(理工３)は粟野 敦君(85年卒)の教え子です。猿橋の姿をカメラに収めてタクシーに。時計を見ると次の予定地二宮には間に合いそうにありません。諦めて小田原へ向かいます。
小田原駅を出てコースへ出ると、先頭は通過した後でしたが、４区大土手 嵩(体育３年)を応援することができました。
残念ながら初日の追っかけはここまで。５区の相馬 崇史（体育３）には追いつきません。
神奈川県内の応援ポイントのセッティングをしていただいた神奈川茗溪会の方々と小田原駅付近で合流し、人数が多いので分散してお店に入りました。
安藤 彬さん(教育大38年卒 柔道部)のお話を伺いながらの昼食となりました。
明日のスタートは8:10となってしまいましたが、冷静に考えれば順当。各々が力を出し切ってくれればと思います。
復路
7:25町田駅発の小田急ロマンスカーで高野さん,合田の２人は箱根湯本駅へ向かいました。富士山が綺麗に見えます。
応援ポイントには道路の左右に分かれて応援の態勢が整っていました。坂を駆け下りる6区岩佐 一楽（体育１）に負けじとこちらも声援を送ります。写真は撮れず。いや、シャッターは押したのですが人の後頭部ばかり撮れて岩佐の姿は撮れてません。
応援ポイントからは、高野さん,早崎竜一さん(80年卒),横松さん,原田隆康さん,合田の５人で移動。
通常ではありえないロマンスカーひと区間乗車の特急券を買って、小田原まで。小田原から東海道線大磯で降りて７区の応援ポイントへ向かいますが、すでに先頭は通過。見通しのいいところに陣取ります。
7区杉山 魁声（体育２）、孤独な一人旅ですが懸命に走ります。
大磯駅に戻り、藤沢駅で下車。8区の応援ポイントでは中島修平さんと合流、伊藤 太貴（体育２）を応援します。
藤沢駅で往路を走った５人のメンバーと遭遇。横浜で応援するそうです。ゴールでの再会を約束してホームへ下りて杉山喜一さん(81年卒)と合流、７人での移動となりました。
横浜駅で京浜急行に乗り換えて神奈川新町駅で下車。コースの反対車線側から応援することにしました。
9区川瀬 宙夢（医学５）はチームの精神的支柱といえる存在です。
川瀬を見送り、神奈川新町から急行で京急蒲田へ。ここでは応援ポイントに間に合いました。
３人でのスタートとなった10区児玉 朋大（体育３）を待ちます。
児玉を見送り、京急蒲田から品川へ移動、JRに乗り換えます。ここで新橋で応援するという杉山さんと一時お別れ。
田町駅そばの遊歩道から再び児玉を応援。10区は2回応援しましたが写真は撮れず。
田町駅前のお店でランチを食べながらミニ反省会。
今回お会いした方々のなかには卒業以来初めてお会いする先輩方が多くいらっしゃいました。まさに箱根駅伝が取り持つ縁と言えましょう。このようなチャンスを作ってくれたのは予選会を通過して箱根駅伝に出場した選手はもちろんのことですが、そして弘山監督をはじめ選手たちを支えたスタッフ、大会参加の機会や合宿場所を提供してくださった方々のおかげだと改めて感じました。
ありがとうございます。
