弘山男子長距離コーチ よりご挨拶

2024. 2.17

筑波大学陸上競技部OBOG 会の皆様

 

筑波大学陸上競技部・男子長距離コーチ ならびに 男子駅伝監督の退任についてご挨拶

 

謹啓 向春の候、皆様方におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

筑波大学・陸上競技部では、冬季練習に励んでいた学生たちが、春の到来が近づく中、シーズンに向けてトレーニングの質を上げていく段階に入ってきたように感じます。活気ある雰囲気を見ると、関東インカレや各種大会での活躍が楽しみになってきます。

さて、この度、私・弘山勉は、3 月末をもって、筑波大学を退職することになりました。それに伴い、陸上競技部・男子長距離コーチ(男子駅伝監督)も退任することになります。定年まで務めるつもりで頑張ってまいりましたが、諸々の理由により苦渋の決断をするに至りました。突然のお知らせになりますこと、たいへん恐縮ですが、謹んでご報告申し上げます。

2015年4月に男子駅伝監督に着任して以来、OBOG 会の皆様方には、沢山のご支援と応援を賜りました。感謝してもしきれないほどのサポートと愛情を先輩方から受けることで、学生たちは、箱根駅伝を本気で目指す活動を続けることができました。「2019年箱根駅伝予選会突破→2020年箱根駅伝本戦出場」という26年振りの悲願達成は、OBOG 会を筆頭とするチームつくばの力が示された結果だったと思います。あらためて感謝の意をお伝えする次第です。

一方で、翌2020年の予選会において18秒差で惜敗したことを機に、4年連続で予選敗退を喫しています。OBOG 会のご支援に結果で応えることができていない状況は、情けなく、たいへん心苦しく思います。駅伝監督として、この場をお借りし、お詫び申し上げます。

私が退任を決意するに至る理由の一つに「この悪い流れを断ち切るべく、チーム体制を変える必要があるのでは」と考えたことがあります。新旧が入れ替わり続ける学生スポーツと言え、駅伝はチーム競技という色合いが濃く、同一指導者の体制が長く続くと、身を委ねる心理が強くなっていき、マンネリ化をもたらすような気がしています。昨年の箱根駅伝予選会における20位は、その現状が表面化した結果の惨敗だったと感じています。

私の退任を経て、筑波大学男子長距離チームは、生まれ変わらなければならないと思います。

木路修平アシスタントコーチが陸上競技部の男子著距離コーチに昇格し、駅伝監督を務めることになります。(陸上競技部や学内教員のOBOG から了承されています)

木路コーチは、私の一つ下の後輩で、学生時代に箱根駅伝を走り、4年次には男子駅伝主将を務めております。卒業後は、大塚製薬陸上競技部での選手活動を経て、コーチも務め、日本のトップ選手を何人も輩出しています。その後、筑波大学大学院を修了し、箱根駅伝本戦出場を目指している日本薬科大学でも、コーチを務めました。

陸上競技を愛し、学生の指導に全てを注ぐ情熱もあります。安心してチームを任せることのできる指導者であることを私が保証致します。筑波大学箱根駅伝復活プロジェクトは継続予定ですので、新・駅伝監督の木路コーチが率いる男子長距離チームの箱根駅伝への挑戦を、引き続き応援していただき、ご支援を賜りたくお願いする次第です。

私は、4月から実業団チームの監督として、陸上競技の発展に寄与できるよう、引き続き頑張っていく所存です。これからは、OBOG 会の一員として、筑波大学陸上競技部を支える側になりますので、引き続き、よろしくお願い申し上げます。

末筆ながら、皆様の益々のご活躍とご多幸をお祈り申し上げます。

まずは、略儀ながら寸簡にて御礼とご挨拶を申し上げます。 9年間、ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願い申し上げます。

謹言

筑波大学 陸上競技部

男子長距離コーチ

弘山 勉