祝賀会報告

筑波大学陸上競技部OBOG会主催

『尾縣貢陸上競技部部長日本陸上競技連盟新会長就任祝賀会および 資料と写真で見る陸上競技の歴史ルーツから現在・未来へ出版記念祝賀会』開催報告

筑波大学陸上競技部OBOG会 幹事長 熊原誠一

2022年11月23日(祝)15時よりつくば市のホテルグランド東雲有明の間にて受付を開始。受付の済んだ全国から集まった60名の参加者が開始時間まで会場内外にて旧交を温める姿がありました。

定刻の16時には今回の司会者である幹事の佐長渉君・山崎成夫君の開会の言葉で祝宴が始まりました。

主催者を代表して栗山佳也会長がコロナ禍での祝賀会の開催経過と協力に謝辞を述べました。その後、宮下憲前会長の乾杯の発声で、開宴となりました。

来賓の最初のご挨拶は、日本陸連顧問の帖佐寛章氏より新会長就任祝辞をいただきました。新会長選考に当たり風間明専務理事から選考委員長依頼があったこと、選考に当たっては、従来の様に政治家や実業団の社長といった人選は止めて、競技者として活躍し、更に指導者として選手育成に実績があり、日本陸連での実務経験のある尾縣君を選考したということで、陸連の発展に大きく寄与してくれることを期待していると述べられました。

その後、尾縣新会長にご登壇いただき、高良彩花主将から尾縣新会長へ花束の贈呈を行い、新会長挨拶となりました。

 

尾縣新会長は既に昨年、東京2020オリンピックでは多くのOBOGの方々のご協力があり、コロナ禍で成功できたことに謝意を述べられました。さらには世界陸上の誘致にご支援、ご協力をいただき陸上競技会の一層の発展につなげる覚悟であると決意を述べられました。

 

引き続き岡尾惠市先生にご登壇いただき、伊藤海斗副主将からは花束の贈呈を行い、陸上競技の歴史出版のご挨拶をいただきました。

最初に岡尾先生から、油野利博氏、宮下憲氏、岡田一彦氏、阿保雅行氏、原間裕氏、船原勝英氏の共著者と資料提供の野口純正氏、大修館書店の編集担当久保友人氏の紹介がありました。また、形本静夫氏、山崎祐司氏は本日欠席ということで紹介されました。

岡尾先生の旧著「陸上競技のルーツをさぐる」を基に本会ホームページに「陸上競技のルーツをさぐる」として2018年7月から新たに連載されました。連載が好評でしたので、書籍化を提案され、本会会員の久保さんが大修館書店に勤務されているところから企画されることになりました。

今回出版された「資料と写真で見る陸上競技の歴史 ルーツから現在・未来へ」は、9名のOBOG会メンバーの共著として、1回に2時間半から3時間に亘る協議を繰り返し、多くの内容を加え、新たなルーツ本として発刊に漕ぎ着けたということです。

岡尾先生の後に、編集者の久保友人さんが、企画から発刊までについて話を補足されました。最初に企画を挙げるために陸上競技の歴史について書かれた書籍を調べたところ岡尾先生の1冊ともう1冊の2冊しかないことが分かったそうです。これは貴重な資料となりえる内容で、企画会議ではすぐにOKが出たそうです。

書籍の即売会も行われ、私も含め多くの会員が購入して帰られたようでした。

 

最後に陸上競技部の今年度の報告を榎本監督と高良主将にお願い致しました。関東インカレ、日本インカレともに優勝は逃しましたが、男女ともに良い結果を残せ、来年度につなげることが出来たと報告がありました。

ステージの前に円陣を作り、宣揚歌を合唱し、参加者全員での集合写真を撮影し、予定の18時頃にお開きとなりました。

今回祝賀会に出席いただきました皆様、また出席はいただけませんしたが、志をお届けいただきました皆様、祝賀会を盛会裏に終えることが出来ましたことを報告申し上げますと共にご協力に心から御礼申し上げます。

 

出席者

 

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