走りながら投げながら刻む一枚
1974年卒 海面 豊(香川県)

長良川鵜飼
この切り絵は、今年3月に開催した個展に出展した作品の一つです。昨年10月に岐阜市で開かれた同窓会「保谷の会」で鑑賞した情景が題材。
川面に映る炎や鵜匠の動きに心を打たれ、その印象をもとに制作しました。
切り絵との出会いは、教員になって3年ほど経った頃。先輩の紹介で始めましたが、広く浅く趣味を楽しむ自分の性格にも合い、学校の文化祭の職員展に出展するなど気軽に続けてきました。題材は主に旅行先で撮影した風景や土産物で、その時々の思い出を作品に反映させています。退職後は水彩画も始め、市の展覧会やグループ展にも積極的に出展。これまでにいくつかの作品が購入され、本作もその一つとして手に取っていただいたものです。
現在は香川県の陸上競技協会副会長、マスターズ会長を務めており、運営や審判、さらにはマスターズ選手としても活動し、地域の子どもたちへの指導にも関わっています。そうした役職から離れ、切り絵作家としての時間に専念するする日も近いと感じています。体はあちこちガタがきていますが、できる限り競技の場にも立ち続けたい。現役時代は110H選手でしたが、走る種目はもう無理。マスターズ大会はもっぱら円盤投で出場しています。

四国八十八カ所結願時「大窪寺山門」 
栃木県日光江戸村「花魁道中」

