第105回関東インカレリポート【入賞者一覧・コメント追加】

筑波女子が7年ぶり優勝

筑波大陸上部OB・OG会顧問  船原 勝英

第105回関東学生陸上競技対校選手権は21日、宇都宮市のカンセキスタジアム栃木で行われ、対校得点争いで筑波大女子は139.5点を挙げて7年ぶり29回目の優勝を果たしました。2位の日体大は130点で、3位が早大の64点。男子は85点で3位でした。優勝は135点の順大、2位は91点の東海大。

女子は、2日目の100Hを13秒42で制した髙橋亜美(4年:山形市立商)が最終日の200mでも23秒78(+0.2m)で優勝して2種目を制覇しました。勝くるみ(4年:白梅学園・東京)は最終日の800mで3連覇を果たし、400mでも54秒85で2位に入る活躍。800mでは3人が入賞して大量17点を挙げ、これが総合優勝の決め手になりました。走幅跳でも6m20(+1.5m)で2位に入った橋本詩音(1年:静岡雙葉)ら3選手が入賞。第3日の棒高跳では村田蒼空(4年:前橋女子・群馬)が4m17の大会新記録で優勝しました。

男子は初日に山口翔輝夜(4年:社・兵庫)が円盤投で52m43を投げて優勝、ハンマー投も64m89で制し、1日で2種目優勝の快挙を達成。棒高跳でも渡邊瑛斗(4年:大塚・大阪)が5m42で優勝しました。しかし、以後は2日目の100mで西岡尚輝(2年:東海大仰星・大阪)が10秒58(-4.0m)で2位入ったのが目立つ程度で得点が伸びず、最終日に1分49秒36で800mを制した苅部光紀(2年:緑岡・茨城)ら6種目で入賞を重ねてトップ3へ浮上しました。(F)

コメント

木越清信監督

第105回関東学生陸上競技対校選手権大会において、女子総合優勝を達成いたしました。女子総合優勝は7年ぶり、そして6大会ぶりとなります。男子も総合3位と健闘いたしました。

今大会に臨むにあたり学生たちに伝えたのは「桐の葉を身につけることの意味」を改めて問い直してほしい、ということでした。その意味とは、宣揚歌にも歌われている“潔さ”にあると考えています。学生たちは、自らが背負うべきリスクとは何か、そしてそれを負うべき瞬間はいつなのかを徹底的に考え抜きました。そして、一人ひとりが潔く勝負に挑み、その積み重ねが、今回の女子総合優勝、男子総合3位という結果につながったものと感じています。
また、我々の美学の象徴でもある宣揚歌を、昨年の日本インカレに続き、部員全員で声高らかに歌うことができました。競技結果だけではなく、組織としての一体感や誇りを改めて実感する機会となりました。

9月には、横浜で日本インカレが開催されます。女子はディフェンディングチャンピオンとして大会を迎えます。当然ながら、各校とも強い思いを持って挑んでくることでしょう。厳しい戦いが待ち受けています。

OB・OGの皆様におかれましても、ぜひ横浜の会場に足をお運びいただき、学生たちへのご声援を賜れれば幸いです。そして、総合優勝の暁には、皆様とともに宣揚歌を歌えることを願っております。

山田那央主将

日頃より、陸上競技部の活動に多大なるご支援とご声援を賜り、誠にありがとうございます。カンセキスタジアムとちぎにおいて開催されました関東インカレでは、男子一部総合3位、女子一部総合優勝という結果を収めることができました。

部員一人ひとりがそれぞれの役割を全うし、チーム一丸となって目標に向かって果敢に挑戦した成果が、このような形として表れたのだと感じております。ひたむきに限界に挑み続けた仲間の姿は、チームのさらなる飛躍を確信させるものでした。

このような素晴らしい成績を残すことができましたのも、ひとえにOB・OGの皆様の温かいサポートと、私たちが競技に集中できる環境づくりにご尽力いただいたおかげでございます。心より深く感謝申し上げます。

今後は、秋に控える日本インカレでの男女総合優勝を目標に、部員一同、より一層精進してまいります。引き続き、変わらぬご支援、ご声援のほど何卒よろしくお願い申し上げます。

写真

100Hに続いて200mも制した髙橋

スタート前に集中力を高める棒高跳優勝の渡邉

1日で投てき2種目を制した山口の円盤投

女子走幅跳2位の橋本の跳躍

男子100mで2位に入った西岡のスタート前

男子100mで2位に入った西岡のスタート前

男子走幅跳で3位に入った土屋の豪快なジャンプ

入賞者リスト

総合成績

男子

1位 順大 135点
2位 東海大 91点
3位 筑波大 85点
4位 早大 82点
5位 中大 78点

女子

1位 筑波大 139.5点
2位 日体大 130点
3位 早大 64点
4位 青学大 58点
5位 順大 53点