短距離の山下と円盤の 辻川が最優秀選手賞
2017年度の筑波大学表彰式
2017年度の筑波大学表彰式が3月20日に行われ、男子は短距離の山下潤(2年・福島高=合宿のため欠席)、女子は辻川美乃利(4年・生野高=大阪)が最優秀選手に選ばれ、尾縣貢部長から賞状と賞品が贈られました。山下は200mで関東インカレ2位、日本インカレ3位のほか、ユニバーシアード台北大会では8位に入賞。同大会400mリレーではアンカーで米国を抑えて金メダルを獲得しました。辻川は円盤投げで関東インカレ、日本インカレ、日本選手権の3大会を制する活躍でした。
最優秀選手賞に準ずる活躍をした3年生以下が対象のOB・OG会賞(旧松田賞)には、男子1500mで今季の日本ランキング(外国人を除く)1位の3分41秒81=筑波大新記録)をマークし、関東インカレ3位、日本インカレ7位に入賞した小林航央(3年・東洋大付牛久高=茨城)が選ばれ、宮下憲会長が賞状と賞品が贈呈されました。
優秀選手賞には女子三段跳び筑波大新記録(13m14)をマークし、関東インカレ優勝、日本インカレと日本選手権でともに2位に入った剣持クリア(2年・山梨学院高)が選出されました。
努力賞には、4年間を通して七種競技のほかに400mH、走り高跳び、1600mリレーでも活躍して女子総合優勝に大きく貢献した伊藤明子(4年・田園調布学園高)と、3年生まで故障に悩まされながら最終学年で関東、日本両インカレ2位、日本選手権7位と活躍した石川周平(4年・花巻北高=岩手)が選ばれました。
挨拶に立った宮下会長は「筑波は学生が全国から集まってくる大学。このネットワークを財産にして卒業後はさらに活躍してほしい。筑波生はとかく“おとなしい”とされるが、芯はしっかりしている。荒波に向かって行ってほしい」と激励の言葉を贈りました。
最優秀選手賞受賞の辻川美乃利(4年・生野高=大阪)と尾縣部長