日本インカレ報告(学生からのコメント)

日本インカレ大会 報告

〇主将:兵藤秋穂(体育4年・古川黎明)

筑波大学陸上競技部主将の兵藤秋穂です。 OBOG の皆様におかれましては、平素より格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます。 9 月 17 日より 3 日間に渡って開催されました第 90 回日本学生陸上競技対校選手権大会では、女子総合が 40 点で 6 位、男子総合が 27 点で 10 位という結果になりました。男女とも跳躍勢を中心とした活躍が見られ、連日表彰台に上る選手を輩出することが出来ましたが、チーム全体として流れをものにすることができず目標とする男女総合優勝には程遠い成績となりました。未だ終息の気配を見せない感染症の影響により、チームと して目標に向かい足並みを揃えること、総合優勝に対する熱量を共有することが難しいシーズンでした。筑波大学陸上競技部で競技に励む我々にとって、インカレは最重要試合であり、この試合での勝利を目指すことは必然の行いです。今回の敗戦をしっかりと受け止め、雪辱を果たすべく精進を続けます。今度ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

〇男子副主将:小林裕季(体育4年・花園)

男子副主将の小林裕季です。今回の日本インカレは27 点で男子総合 10 位という結果でした。今年の日本インカレでは「新しい力」が目立ったように感じました。棒高跳の古澤をはじめとした 1 ・ 2 年生の入賞はもちろん、3000mSC の松村や 5000mの杉山など長距離種目での得点がとても印象的でした。今年はコロナウイルスの影響もあり、競技力の向上だけではなくチームとしてもまとめるのが難しい 1 年でした。しかし、この1年各ブロック長を中心に上級生が競技力やチームのことを考え、行動し続けてくれた結果が少しずつこうして新しい得点となって成果を出し始めたのだと考えています。短距離と投擲は思うような活躍ができませんでしたが、近年の敗北をしっかりと受け止め来年のインカレへとむけて着々と力をつけています。コロナ禍で様々なこと が思うようにいかなかったからこそ、全ての粗を出し、改善していく良い機会になりました。男子総合優勝に向けて少しずつではありますが、確実に成長しています。今後とも応援の程よろしくお願いいたします。

〇女子副主将:吉岡美玲(体育4年・星稜)

女子は総合得点40 点で 6 位という総合優勝にも絡めない非常に悔しい結果となりました。
関東インカレでチームの雰囲気作りの難しさを痛感し、少しでもいい雰囲気で試合に臨めるように模索してきましたが、結果には繋がりませんでした。悔し涙を流す部員が多くいる中で 6人の入賞者は死に物狂いで勝ち取って きてくれたものだと思います。 自己ベストを更新して入賞するものもいる中で、怪我や調子を合わせられず、悔いなく戦いたかったと悔し涙を流す部員を見て私の不甲斐なさを感じると共に、この経験を活かして欲しいと思いました。来年に切り替えるは早すぎる、反省が足りないと思われる方もいらっしゃると思いますが、今回の結果はどう願っても変えられるものではなく、1日でも早く練習に励み現地に行けなかった部員にも影響を与えるような姿勢をとって欲しいと思います。「来年こそは」いう言葉は卒業する身としてとても無責任に感じますが、女子副主将としてたくさんの部員と関わって行く中で、まだまだやれる選手が多くいると確信しています。応援していただいたのにも関わらず、とても不甲斐ない結果で終わってしまいましたが、「来年こそは」と未来を見つめる部員を今後ともよろしくお願いします。

 

新型コロナウイルス感染症の影響で、規模を縮小して行われた開会式の様子

 

入賞者コメント

〇杉山魁声(体育4年・専修大松戸専修大松戸)

中長距離ブロック4 年の杉山魁声です 。 9/19 に行われました男子 5000m において、14 分 02 秒 24 で5 位に入賞することが出来ました。今回が最初で最後のインカレとなりましたが、日本選手権で入賞するような選手と対等に競り合えたことは大きな自信になりました。 10/23 には箱根駅伝予選会があります。昨年 18 秒差で負けた悔しさを何倍にもして返せるよう、最終強化に臨みたいと思います。

〇松村匡悟(体育3年・佐野日大佐野日大)

中長距離ブロック長距離パート 3 年の松村匡悟です。男子 3000mSC に出場させて頂き 3 位でした。 8位入賞を目標にしていたので今回の結果に非常に満足しています。来年も筑波大学の男女アベック優勝という目標に少しでも 貢献できるように努力していきます。ご声援ありがとうございました。

〇柴田涼太郎(体育3年・社)

跳躍ブロック 3 年柴田涼太郎です。 2日目に 行われた走高跳において 5 位入賞することができました。足の怪我が心配でしたが無事筑波に得点を持ち帰ることができ良かったと思います。怪我を治し来年度は優勝目指して頑張ります。ありがとうございました。

〇藤井稜真(体育3年・兵庫)

跳躍混成ブロック、走高跳パート 3 年の藤井稜真と申します。第 90 回日本学生陸上競技対校選手権大会において男子走高跳に出場し、 2m10cm で第 7 位に入賞しました。初の日本インカレ出場で入賞できたことを素直に喜びたいと思います。来年は順位を上げられるように頑張ります。ご声援をありがとうございました。

〇堤洸太郎(体育2年・瑞陵)

この度第 90 回日本インカレの男子やり投に出場し、 70m31 で 5 位に入賞しました。この記録は私にとって、素晴らしい出来だと言えるものではありませんが、初めての日本インカレという大学生にとって最大の舞台で入賞できたという点でとても満足しています。来年はさらに順位を上げられるよう、日々精進する所存です。

〇古澤一生(体育1年・前橋育英)

初めての日本インカレは試技数差ではありながらも優勝することができました。今シーズンは怪我に
悩まされ、結果が出ない時期が続きましたがこの舞台で結果を出すことができてよかったです。まだまだ改善点はあるので冬季でしっかり鍛えていきたいと思います。応援・補助員等ありがとうございました。

〇吉岡美玲(体育4年・星稜)

今回走幅跳に出場し 6m13cm で 2 位入賞することが出来ました。 6 本目の跳躍をまとめることが出来なかったのは実力不足としか言い様がありませんが、 4 年間で得たものは技術以外の部分も大きく、たくさんの人に支えられて跳躍ピットに立つことが出来ました。追い求める跳躍ができるまでしばしの辛抱と強い心を持って大学陸上を引退したいと思います。 たくさんのご支援、応援ありがとうございました。

〇兵藤秋穂(体育4年・古川黎明)

投擲 4 年の兵藤秋穂です。日本インカレでは女子やり投に出場し、 51m30 で 8 位に入賞することが出来ました。 2 年連続で 9 位に沈み悔しい思いをしていたため、僅かではありますが筑波大に得点 をもたらすことができて嬉しく思います。たくさんの方々にご支援いただき、悔いなく戦い切ることが出来ました。ありがとうございました。

〇髙良彩花(体育3年・園田)

走幅跳では、 なかなか勝つことが出来なかった日本インカレで 6m33 の SB の跳躍で念願の優勝を果たすことができ、本当に嬉しく思います。コロナ禍の大変な時期に開催していただいたこと、支えてくださった全ての方に感謝の気持ちを忘れ ず、今後も精進してまいります。 三段跳では、 前日の走幅跳の疲労もあり、序盤は思うような跳躍ができず苦戦しましたが、徐々に良い感覚を掴み、 2 本目の 12m95( セカンドベスト で 2 位に入賞することができました。目標にしていた 2 冠は達成できず悔しさが残りますが、来年は 4 年間の集大成として 2 冠し、チームに貢献できるように頑張ります。

〇渡邉ももこ(体育3年・敦賀)

投擲ブロック 3 年の渡邉ももこです。今回の日本インカレに女子ハンマー投げに出場し、 58m76cm で2 位でした。今年こそは絶対に勝てると思い挑んだ試合だったのでこの結果はとても悔しい結果になってしまいました。来年は 4 年生となるので関東インカレも全日本インカレも優勝しチーム全体も盛り上げたいです。

〇樫原沙紀(体育2年・呉三津田)

中長距離ブロック 2 年の樫原沙紀です。 1500m では 3 位、 3000msc では 8 位という結果でした。両種目とも入賞 という目標は叶えることができましたが、悔しさが残る結果となりました。来年こそは 1人で 2 桁得点を取れるように精進していきたいと思っております。応援ありがとうございました。

〇西山藍那(体育2年・帯広農業)

この度、女子円盤投げに出場し、 46m07 を投げ6位入賞を果たしました。 対校戦という大きな舞台で自分の投擲をすることができたことに喜びを感じております。また、多くの選手がいる中で筑波大学の代表として出場させていただいたこと、そしてコロナウイルスの影響が 多く様々な活動が制限される中で大会を開催していただけたこと、多くの方々のご尽力によって競技をすることができました。感謝申し上げます。

 

結果一覧

男子

女子