第104回関東学生陸上競技対校選手権大会レポート【写真・入賞者一覧あり】
筑波大学陸上競技部OB・OG会副会長 船原 勝英
第104回関東インカレは5月11日まで相模原市の祇園スタジアムで開催され、女子が総合2位(115.5点)、男子は6位(63点)でした。女子は日体大が大量147点を挙げて5連覇、男子は103点の東海大が15年ぶりの優勝。
男子は400Mで林申雅(3年:大阪・大塚)が46秒21で、110Hでは樋口隼人(4年:埼玉・松山)が13秒33(+5.3m)でそれぞれ優勝。円盤投では山口翔輝夜(3年:兵庫・社)が50m47で制し、ハンマー投げでも60m50で3位に入る活躍でしたが、その他のトラック種目が不振で大会後半は尻すぼみとなりました。ちなみに、77点で3位に入った東洋大は短距離・リレーで43点を稼ぎましたが、筑波大は12点どまりでした。
女子は800mで勝くるみ(3年:東京・白梅学園)が2分11秒47で連覇を果たし、田村遥香(1年:神奈川・法政二)が3位に入賞。100Hの髙橋亜珠(3年:山形市立商)も13秒14(+3.8m)で大会2連勝を飾りました。1500mでは鈴木美海(2年:東京・順天)が4分24秒92で優勝し、田中柚良(2年:愛知・西春)が7位、小松夕夏(4年:佐賀・唐津東)が8位に続きました。円盤投でも3人が入賞を果したほか、ハンマー投、走幅跳、七種競技でも複数入賞しましたが、5種目で2桁得点を挙げた日体大に及びませんでした。
6月5日から岡山で開催される日本インカレでは、大学院生の得点も加算されます。今回欠場した世界リレー選手権代表男子2選手も加わる見込みなので、巻き返しを図ってもらいたい。
男子400mを制した林申雅
男子110mHで快勝した樋口隼人
女子800m連覇の勝(左)と3位の田村
女子1500mで入賞した左から田中・小松・鈴木
女子七種競技の左から中尾、前西、柳澤
女子1600R2位の後左から森、赤坂、前左から勝、髙橋
入賞者
総合成績
男子総合 | ➀東海大 103点 |
②順大 98点 | |
➂早大 82点 | |
➃東洋大 77点 | |
⑤日体大 75点 | |
⑥筑波大 63点 |
女子総合 | ➀日体大 147点 |
②筑波大 115.5点 | |
③順大 75点 | |
➃青学大 75点 | |
⑤大東大 45点 | |
⑥早大 43点 |