日本インカレ壮行会が開催されました(出場一覧有り)

第93回日本学生陸上競技対校選手権大会(9月19日~22日・神奈川・川崎市等々力陸上競技場)の壮行会が9月13日に筑波大学で開かれました。

男子選手

女子選手

挨拶

部長挨拶 大山先生

まず選手に選ばれた諸君、おめでとうございます。最初に僕からの挨拶の前にOB・OG会の会長から激励のお言葉をいただきましたので代読したいと思います

(OB・OG会栗山会長挨拶、代読)

OBの先輩からはこのような激励をいただきました。OB・OGの先輩方はみんなの活躍をよく見てくださっています。みんなはそのことを心強く思ってやってほしいと思います。決してあのそれでプレッシャー感じる必要はありません。いつも先輩が温かく見守ってくれてるので心強く感じたらいいと思います。

さて、日本インカレはチームにとっては総力戦です。関東インカレももちろん総力戦ではありますが、大学院生は分かれて対抗戦に臨むし、入部したばかりの1年生はまだチームのことをよくわからず望むようなところが関東インカレにはあります。しかし日本インカレはみんなもうすっかりチームのことをわかって、1年生のみんなもチームになじみチームの全体がどういうものかを理解した上で臨めるインカレじゃないかなと思います。

今回こうやってみんなで壮行会開いていますが、毎年この壮行会からインカレは始まります。僕自身も自分の学生時代を思い出すと、この壮行会の場面が記憶に残っています。なかなか思うような結果は伴わなかったけれども、この壮行会の場に立ちたいという想いもあり、練習に励んだことを思い出します。今日は陸上競技部の全員が完全に集まれたわけではないけれども、こういった機会をみんなで作って集まり、「よしやるぞ」という気持ちを共有すること、今回は出場はかなわず、次回以降のインカレ出場を目標にする人が「この場に立ちたい」と思える壮行会の場があることはとても大事だと思います。そういった点も踏まえ、こうしてみんなで集まる場の意義を改めて考えてほしいと思います。
僕はつくばに来て35年以上になりますが、今が部員・スタッフともに一番人数が多い状態です。人数が多くなるとやはりチームに対する貢献に部員間で差が出てくることもあります。280人の部員がいるチームで自分がどのような役割を果たすか、ぜひひとりひとりが自分の胸に手を当てて考えてほしいと思います。人数が多いことで全員がチームとしてまとまることが大変な場面も多いと思います。しかし、それを皆で補い合えることも人数が多いチームならではではないかと思います。

いよいよインカレ本番がやって来ます。選手はもちろん、周りからのサポートも全力で行い、それぞれが自分の力を出しきるインカレにすることは今回のインカレをよいものにするということにとどまらず、来年以降の目標となるインカレが出来上がるという意味で大きな意義があると思います。部員全員が全力でインカレに望み、いいインカレを作り上げ、それが来期以降の目標となる、これはやはり理想的な循環ではないかと思います。みんなで素晴らしい機会を作りましょう。

 

監督挨拶 榎本先生

いよいよ日本インカレ本番を迎えます。全員が一丸となって頑張りましょう。昨年は男子が5位、女子が3位でした。男子の優勝は順天堂大学、女子の優勝は日本体育大学でした。得点予想では今年の筑波大学は男女ともに3位。力が均衡している中で優勝するためには80点ほどを目標にしなければならないと思います。予想通りに得点をとってくる人、期待されていたものの得点が取れない人、ランキング上位には入っていないが得点を取る人、こういったことが次々に起こる中で4日間戦うことになります。こういった大学対抗の試合を戦うという視点をもって、インカレに臨んでほしいと思います。

選手の皆さんにはもちろん楽しむことも大事にしてもらいたいですが、勝負をしに行くわけですから「野性的なもの」を大事にしてほしいと思います。我々は普段は科学的なこと、理に適ったことを求めて考えながらトレーニングに励んでいるわけですが、我々が人間である以上、少しの気持ちの弱さで負けてしまうこともありますし、そこに面白さがあると思います。「野性的な気持ち/勘」というものも大切にして選手は試合に臨んでほしいと思います。

一方でサポート・応援の人は知的に・理性的にあってほしいと思います。インカレにのめりこむのは悪いことではないですが、一歩引いて周囲を見渡してみる、「野性的な」選手をサポートの人がコントロールする。この組み合わせがとても大切だと思います。

さて、インカレに勝つチームのイメージが皆さんはできているでしょうか。私は漸進的に何かを積み上げた結果として優勝するチームが出来上がるというよりも、優勝するチームとしてのふるまいは始めから決まっていると思います。そういう意識をもってひとりひとりがどう戦うか、どう振る舞うかを考えて行動してほしいと思います。

最後に、インカレはやはり4年生のものだと思います。その中でも今年の4年生は役者揃いで、男子は過去約20年優勝から遠ざかっている中で、今年優勝したいという気持ちは監督としても強いです。女子は3年間優勝ができておらず、4年間優勝経験がなく卒業した学年は長い間いません。だからこそ何としてでも優勝させたいという気持ちでいますし、そういった気持ちで臨んでほしいと思います。

今年必ず優勝するんだという気持ちで、チーム全体で団結してインカレを戦ってほしいと思います。

 

主将挨拶 二見優輝(諏訪青陵・長野)

選手の皆さん、いい準備はできているでしょうか。私自身は主将として競技の場で貢献できないことに申し訳なさと情けなさを感じています。自分ごとになりますが、去年一昨年と日本インカレ決勝が終わって、「また来年」や「次の一年」というふうに思っていました。しかし私は今年日本インカレ代表を逃し、その最後の1年が無くなってしまいました。そういったこともあるからこそ、この「今」を皆さんにはすごい大切にしてほしいと思います。榎本監督もおっしゃいましたが、来年はない、今年勝たなければいけないという気持ちをもって、インカレまでの1週間を過ごしてほしいと思います。そして応援・サポート全員が全力を出し切ったと思えるインカレにしましょう。

副主将 堀内律子(生野・大阪)

いよいよ日本インカレまで1週間を切りました。初めてのインカレとなる人、4年生で最後のインカレとなる人、今回は出場が叶わず悔しい思いを持っている人、それぞれに想いがあると思います。私はこの日本インカレに対して、得点予想を見ながらわくわくしています。例年は得点予想を見て気持ちが暗くなってしまい、本当に男女アベック優勝という目標が達成できるのか、目標を掲げるだけで終わってしまっているのではないかという気持ちもありました。しかし今年は関東インカレの結果や、今のチームの勢いを見て、本当に男女アベック優勝という目標が実現できると感じています。

男女アベック優勝のためには全員が最大限のパフォーマンスを発揮することが必要ですので、選手の皆さんは自分のことに集中してほしい思います。そして選手が自分の競技に集中できる環境を作ることができるのはサポート・応援の皆さんだと思います。全員で4日間戦い抜き、最終日に全員で勝ち切ったということができることを楽しみにしています。

主将

副主将

応援団長 柾木拓(法政第二・神奈川)

先生方や主将・副主将からの話にも合ったように、インカレ当日、あと少しの力を引き出すためには応援の力がとても重要になると思っています。また、応援はチームの一体感、ブロック間のつながりを構築する格好の機会でもあると思います。関東インカレ同様、厳しいコンディションの中での応援になると思いますが、選手の力を最大限引き出すために全力で頑張りましょう。

 

出場選手一覧

懇親会のご案内

9月21日(土) 18時30分~ 武蔵小杉駅近くにて、激励会を開催します。

詳しくはこちらのご案内をご覧ください。

2024年 日本インカレ懇親会開催のご案内