2020年度の筑波大表彰式リポート

女子ハンマー渡邊さんへ会長賞授与 最優秀賞は女子走幅跳の高良さん

筑波大学陸上競技部の2020年度表彰式が3月24日、晴天に恵まれた大学グラウンドで行われ、OB・OG会賞に選ばれた女子ハンマー投の渡邊ももこさん(2年:敦賀)へ宮下憲会長が賞状と賞品を授与しました。最優秀賞は女子走幅跳の高良彩花さん(2年:園田学園)に贈られました。

コロナ禍が続くため、屋外で受賞者のみの30名ほどに制限して開催。大山副部長、宮下会長の挨拶の後に表彰へ移りました。最優秀賞の高良さんは、日本選手権と関東インカレで優勝して文句なしの受賞。大山副部長から賞状と賞品が贈られ、肘タッチで称えられました。例年なら男女各1名が選考される同賞ですが、残念ながら男子の該当者はなし。

大山副部長から最優秀賞を受ける高良さん

 

OB・OG会賞の渡邊さんは関東インカレと日本インカレでともに2位に入り、日本選手権でも8位に入賞。今後の期待も込めてOB・OG会が選びました。

宮下会長が渡邉さんへOB・OG会賞を授与

 

優秀選手賞には、走高跳で日本インカレに優勝した女子主将の浅井さくらさん(4年:岡崎城西)と、女子の100mやリレーで活躍したルーキーの三浦由奈さん(宮城・柴田)を選出。敢闘賞14名、努力賞2名、功労賞13名、大学新記録賞4名がそれぞれ受賞し、各賞受賞者は拍手で讃えられました。

最優秀選手賞を受賞した高良さんが、成果を挙げられた人的環境、練習環境の良さに感謝し、今年も日本選手権優勝を目標に努力したいと挨拶。参加者の集合写真を撮影し、約50分で閉会となりました。

環境の良さに感謝と挨拶する高良さん

宮下会長コメント

今年度の表彰式では、女子の活躍が目立ち受賞者も多かったのが一番の印象。男子はトレーニング環境が制限された影響を大きく受けて低迷したが、中長距離3種目で筑波大学記録を4人が更新したことは高く評価できる。今季はコロナ禍を跳ね返す男子の巻き返しを強く望みたい。

各章受賞者集合写真(前列右3人目が榎本新監督、女性右端が高良さん)