那覇で沖縄インターハイ懇親会開催
元日本記録保持者2人が久々の対面
沖縄インターハイ陸上競技大会中日の8月6日、筑波大学陸上競技部OB・OG会懇親会を那覇市のホテルリゾネックス那覇で開きました。
幹事の張本文昭さん(1993年卒)が都合で欠席し、急きょ北部の東村(プロゴルファー宮里藍さんの出身地)から1999年卒の400mH選手、仲村(旧姓新地)さゆりさんが駆け付けてくれました。
遠路・沖縄での開催、配宿先が遠方になった会員もあって参加者は14人にとどまりましたが、久々の参加だった2人の元日本記録保持者も顔をそろえ、那覇の夜は大いに盛り上がりました。
宮下憲会長の開会挨拶に続き、女子円盤投げの元日本記録保持者、原野(旧姓山中)みど里さん(1982年卒)が乾杯の発声。
原野さんは母校、広島・呉三津田高に赴任して教え子を筑波へ送り込もうと指導に力を入れており、筑波スタッフとのコミュニケーションを図るために懇親会へ足を運んだそうです。
続いて挨拶に立ったのは、原野さんの1年後輩、400m元日本記録保持者の名取英二さん。
長く実業団の七十七銀行で指導をしてきた名取さんは、3年前から仙台大学へ移って同大陸上部長として学生の指導にも当たっています。
名取さんの1年後輩、榎本隆夫さんも母校、兵庫・小野高校で教鞭を執る現在。
小野高校は尾縣貢部長、大山圭悟副部長を輩出した筑波大学陸上部にとっても特別な学校ですね。
榎本さんは1977年岡山インターハイ800mで、故金井豊選手と同着で優勝を分け合った伝説のランナーで、現在は県高体連陸上競技委員長としても活躍しています。
その榎本さんの1年後輩がハンマー投げの植木章三さん(大体大)で、当時4年生の原野さんら4人が揃うのは卒業以来だったそうです。
谷川聡監督からは、日本インカレへ向けて男女とも非常にチーム状態が良いとの力強い報告がありましたが、この夜ばかりはゴルフの全英女子オープンを制覇した渋野日向子選手に話題が集中。
両親とも筑波大学の投てき選手だったことがメディアでも大きく取り上げられていましたが、投てき担当の大山副部長の表情はいつもよりほころんでいました。