【終了】第97回関東インカレ壮行会報告

5月11日(金)18時半から筑波大学体芸棟階段教室で関東インカレの壮行会が開催されました。

男子の代表は52名、エントリー数56+2チームと久々に全種目エントリーの陣容だった。

女子は40名、エントリー数は37+2チーム。大学院生の部(男子3部、女子2部)は男子が8種目に12名、女子は5種目に3名のエントリーだった。

 

尾縣貢部長、谷川聡監督が激励の言葉を贈り、来賓のOB・OB会からは会長の宮下と円城寺賢一幹事(S53卒)が激励の挨拶をしました。

それに応えて男女主将が抱負を述べ、平松祐司主将(走高跳、西城陽高)は「ケガから回復して久し振りのインカレ出場だが、出場した時は全て勝っているので勝ちに行く」と力強いコメント。

女子の若園茜主将(棒高跳、県岐商高)は「しっかり準備して今年こそ総合優勝を成し遂げよう」と述べ、それぞれインカレに臨む決意を示しました。

続いて池田千尋応援団長(4年、三条高)から挨拶があり、廣田聖人応援団長(4年、修道高)の「アベック優勝トルゾー」の掛け声に出席者全員が「オー」と拳を突き上げて応え、壮行会は終了しました。

 

最後に新入部員生59名(新1年生55名+院生と途中入部者4名、内女子13名)の紹介があり、代表が決意を新たに抱負を述べました。

挨拶に立った平松主将、抱負を語る

雑感

オリンピックを2年後に控え競技力の充実が求められる今シーズンであるが、特に学生選手にその一端を求めたいところであり、本学学生の状況を把握、激励すべく壮行会に向かった。

 

今回の男子は短距離・ハードル陣はフルエントリー。

中長距離も久し振りに全種目に出場しているので、トラック種目での活躍に期待が持てそうだ。

フィールド8種目もフルエントリーで、フィールド優勝を窺える。

A標準記録のエントリー数が全体で41を数える。

昨年に比べて総合力が上がっており、大いに期待が膨らむ。

個人では100・200mの山下潤(2年、福島高)、800mから5000mまでエントリーした小林航央(4年、東洋大牛久高)、走高跳の平松(前述)、やり投げの村澤(4年、会津学鳳高)らに上位を狙ってほしい。

 

女子は400mHと競歩にエントリーがないことと、1年生の代表が10名、12エントリーとなっていることに多少不安を感じた。

フィールド陣は今年も充実しており、ハンマー投げは2選手の出場となったが、他の種目はフルエントリーで楽しみだ。

昨年は総合得点同点で優勝種目数の差で日体大に敗れただけに、巻き返しに期待したい。

個人では400・800mに出場の松本(4年、浜松市立高)、棒高跳びの若園(前述)、三段跳びの剱持(3年、山学院大付高)、砲丸投げの齋藤(3年、高知追手前高)、ハンマー投げの関口(3年、進修館高)、やり投げの桑添(4年、古川黎明高)らの選手は、前回大会優勝や上位入賞経験者。

走り幅跳びの1年吉岡(星稜)にも期待がかかる。

 

大学院の部には、昨年の日本インカレ110mHで2位の石川(M1、花巻北高)、女子の円盤投げで昨年の日本選手権者である辻川(M1、生野高)らが出場する。

 

楽しみが膨らむ関東インカレは、5月24日から27日まで相模原市のギオンスタジアムで開催される。

(文責宮下)