第97回関東学生陸上競技対校選手権3日目(5月26日)
第97回関東学生陸上競技対校選手権第3日は5月26日、相模原市の相模原ギオンスアジアムで男女7種目の決勝と七種競技の前半を行いました。トラックはこの日も向かい風。
女子は、三段跳びの剣持クリア(3年=山梨学院大付)が自己最高にあと5cmに迫る13m09(+1.8m)を跳んで2年連続優勝し、2016年大会を制した姉の早紀との姉妹3連覇を果たしました。
1年生の橋本梨沙(千葉・幕張総合)が12m52(+1.9m)で5位。もう一人のルーキー、男子三段跳び日本記録保持者でOB山下訓史さんの娘、桐子(とうこ、福島・橘)は自己記録に32cm及ばない12m10(+1.4m)で13位でした。
女子三段跳 剱持(3) 13m09 優勝 (2)
男子は走り高跳びの平松祐司主将(4年=京都・西城陽)が2m10を1回目にクリアして2位。1年生で2m28の大会新記録をマーク、翌年も2m22を跳んで連覇しましたが、昨年は足の故障で欠場。今季も完調には遠い状態でしたが、なんとか2位を確保しました。優勝した野中廉也(順大2年・佐賀)は自己記録の2m10を3回目に成功し、次の2m13も3度目に越える粘りを発揮しました。
男子走高跳 平松(4) 2m10 2位
ハンマー投げは岩田知大(3年=大阪)が59m80の自己最高を投げて5位に食い込み、57m14の池田真佐夫(3年=大阪・狭山)が7位でした。
男女の4×400mリレー予選が行われ、女子(佐々木天、松本奈菜子、渡邉友紀子、橋本春菜)は3組1着の3分45秒49、全体5番目のタイムで決勝へ進出。予選トップは3分39秒83の日体大で、以下は早大、駿河台大、中大の順。
男子(松尾修平、井上翔遥、高橋塁、齋藤勇馬)は2組5着の3分09秒69、全体12番目の記録で予選落ちでした。
総合得点争いの男子は日大が123.5点を挙げて大量リード、筑波大は45点で5位。
女子は筑波大が84点で首位に立ち、日体大が73.5点で追う展開です。